ART IN NAGAHAMA 2018 

 8時少し前に長浜に到着、出店会場は大通寺山門前でしたが、台風25号の為、山門前は強風が吹くので参道に変更になりました。

 9時ごろから雨は降り出し、側面のシートを張ったり閉じたりと手間のかかる日になりました。前々日に防水スプレーで雨のはじきを強くしたのですが、時より強く降る雨に薄いテントのミシン穴から雨がポタリポタリ。そんな時、実行委員から雨除けにビニールシートの提供があり助かりました。また商店街のご主人から"軒先を使ってください"と声を掛けて頂き感謝するスタートでした。この日は台風の強い雨で実行委員の放送も聞こえない為、直接委員から撤収は自己判断でとの連絡があり雨の降る中早めの撤収になりました。

二日目も昼前は不安定な天気がつづきましたが、青空も見え始めそれと同時にお客さんの流れも大手門通りや大通寺からのお客さんが増え、昨日とは違い足取りもゆっくりと、作品をじっくりと見る方や作家さんと話を楽しむ方があちらこちらで見ることが出来ました。

今回は、お隣の作家さんが滋賀県の方でサンビルによく出てみえる方と、もう片方の作家さんは岐阜市から見え出店の厳しい山口、静岡護国神社に出られた実力派。

会場では久々に会う作家さんとじっくり話が伺うことが出来て楽しい後半二日目になりました。ブース前の喫茶店の奥さんには長椅子を貸していただきました、その方が同郷で私が小学生の時代まだ岐阜に市電が通って柳ヶ瀬が賑やかな時の話が懐かしく話されました。また、御主人が霞ヶ浦の特攻隊と聞き忙しい仕事の合間に貴重なお話を伺い心に残るものがあり、来年もこの続きを聞きたいと感じながらコーヒーを頂きました。

最終日は天気が良いのと前日早く終わったので、予定より30分延長の心遣いがりありがたかったです。

アーケードのある大手門通りの真っ白な室内の壁の会場で三人のアーティストのステンドグラス、ガラスビン、手で描い平面作品などの現代アートの展示が印象に残りました。

なかでも、左の作品ステンドグラスの壺です。工芸と美術の狭間を揺らいでいる様な感じのする作品でした。

植物の殻と名前がついていました、会場には滋賀近代美術館の学芸員が作品の説明や会場の演出、アートインでの立ち位置などデザインされたと伺うことが出来きました。

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8日祝日は、什器掃除とテント干し、作品の陰乾とのんびり疲れをいやしました。